筐体内などの狭い空間内で空冷ファンによる強制冷却ができない熱源に対して、自然冷却(高熱伝導、高放射率)により効果的に冷却することが可能です。
アルミ製フレーム内に挿入されているグラフェン放熱板により、熱源の熱を高い熱伝導でスプレッドさせつつ、全表面から効果的に熱放射します。
アルミ製フレームが薄肉ながら高強度を保ち、表面保護フィルムによりグラフェンからの発塵を防止するハイブリッド構造になっています。
本製品の使用例を示しましています。グラフェン部分に熱源を接触、固定させることにより、熱源での発熱がグラフェン部、アルミフレーム部に高熱伝導度でスプレッドし、高放射率の表面から空気中に放射、冷却します。
10x10mmサイズで4Wの電力を投入した熱源に接触させた場合の放熱板としての特性を例として示しています。同じサイズのアルミ板に比較して、20℃以上の冷却効果を示しています。(なお、冷却性能は、熱源と放熱板の接触方式、荷重により変動しますので、本データは参考値になります)
幅 mm | 126 |
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長さ mm | 150 |
厚さ mm | 0.3 |
熱伝導度 W/m.k | 800(グラフェン部分) |
かさ密度 g/cm3 | 2.2(グラフェン部分) |
曲げ強度 MPa | 100以上(メタルフレーム部分) |
重量 g | 14 |