InALA法により無基板で合成しました。
グラフェンフラワーをチューブ化した新規な構造のナノカーボンです。太い径ながらグラフェン積層数が、グラフェンフラワー同様に数層 と薄いため、内部で密着した(ファンデアワルス力により)柔軟な紐状の形態であります。
紐状(きし麺様)の形態で厚さも薄い
図.マイクログリッド上に分離したグラフェンチューブのSEM(左:低倍率、右:高倍率)
幅広ながら薄厚!
図:グラフェンチューブ先端のTEM
結晶性も良好です
図.グラフェンチューブラマン分光スペクトル
分散液の形態で研究開発用に提供いたします
特性 | 単位 | 数値 | 測定方法 |
---|---|---|---|
グラフェンチューブの純度 | % | 99 | EDS |
溶媒 | ― | ・IPA・PGMEA | ― |
・2Methoxyethanol | |||
・Water・NMP | |||
グラフェンチューブ分散量 | mg/ml | 0.1~20 | 重量法 |
Weight | |||
グラフェンチューブの長さ | μm | ‹10 | SEM、TEM |
グラフェンチューブの幅 | nm | 30~100 | TEM |
グラフェンチューブの厚さ | nm | 1~3 | Raman |
容量 | ml | 100 | ― |
グラフェンチューブ分散液の仕様の一例
使い方はいろいろアプリケーションの一例。
図 グラフェンチューブによるネットワーク(導電パス)