GRAPHENE FLOWER CLOTH

グラフェン被覆炭素繊維クロス

グラフェン被覆炭素繊維クロスは、表面にグラフェンを放射状に立体的に密生した炭素繊維です。

製品説明

グラフェンは優れた特性を持つ素材である一方で、非常に薄くファンデルワールス力で凝集し易い性質を持っています。そのため、グラフェンを電極用に加工する場合、形状を維持することは困難であり、グラフェンの機能を永続的に持続させることが課題でした。

当社のグラフェン被覆炭素繊維クロスは、炭素繊維の表面にグラフェンを独立して三次元的に形成した新しい複合材料です。この炭素繊維は、不織布または織布に加工することが出来ます。グラフェン特性は、電極部材に適用すると永続的に発現することができます。

炭素繊維の表面はすべて、独立して形成されたグラフェンで覆われています。グラフェンで覆われたこの炭素繊維は、電極の織布または不織布構造に使用できます。無数のグラフェンエッジが基板の表面全体に分布しています。

特徴

  1. 1.炭素繊維の表面にグラフェンが均一に生成
  2. 2.グラフェン端部が垂直に配向した三次元構造
  3. 3.織布、不織布などの任意の形状に加工可能
  4. 4.グラフェン凝集を回避し、永続的にグラフェン機能を実現
  5. 5.電界放射、触媒機能などグラフェン活用電極、機材、基板に最適

応用例

  1. 1.電解放射電極、基材
  2. 2.各種電池電極、電気化学用電極、生化学反応電極
  3. 3.化学反応触媒

仕様の一例

品種 織布 不織布
形状[mm] 長さ 50 100 150 オプション 50 100 150 オプション
60 60
厚み[mm] 0.4 1.5
目付[g/m2] 200 120
繊維径[mm] 13 15
グラフェンのサイズ[mm] 1 ~ 3
グラフェンの厚さ[mm] 2









  1. 1.織布、不織布、紐状などの炭素繊維を基材として活用可能。
  2. 2.炭素繊維表面のグラフェンは、凝集、接着することなく、グラフェン構造、性能を永続的に発現可能。

研究事例















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